アルクアラウンド
僕は歩く新しい 夜を待っていた
ああ分からん
何を手に入れたら自分が幸福かなんて
そんなことは知らん
街を歩けば、街にはたくさん人がいるけど
さっきのあのひと、今のこの人が、何して生きてるかなんて知らないし
細い路地を歩けば、だれも人はいなくて
知っているあの人や、この人、自分のことを考えるけれど
これから何があってどうなるのか知るわけない
実はどうなりたいかとかどうなるべきかとかも結構分からん
周りを見渡したら、うらやましいことたくさんあるから
あれがあっても、これがなくても、僕は満足しないだろう
けどちょっとだけ、すこしたまに何か話ができたらいいか
なるべく小さな幸せを、なるべくたくさん集めようと、だれか言っていたし。